リハビリテーション科

リハビリテーション科理念

地域ニーズに基づいた地域包括リハビリテーションの実践

医師紹介

朝比奈 一三
(山形大学医学部卒)
整形外科一般、リウマチ、リハビリテーション
日本整形外科学会認定専門医、日本リウマチ学会専門医、日本体育協会公認スポーツドクター

スタッフ数

理学療法士(PT)  18名
作業療法士(OT)  11名
言語聴覚士(ST)    5名
リハビリクラーク   1名

届出事項

脳血管疾患Ⅰ、廃用症候群Ⅰ 、運動器Ⅰ、呼吸器Ⅰ

対象とする主な疾患・状態

  • 整形外科疾患(骨折、変形疾患、術後 など)
  • 内科/外科的要因による廃用状態(治療後の筋力・体力低下など)
  • 呼吸器疾患(肺炎、誤嚥性肺炎、 慢性閉塞性肺疾患など)
  • 中枢神経疾患(脳卒中、脳外傷、脳腫瘍、脊髄損傷、神経難病など)
  • 摂食・嚥下機能障害(疾患や加齢による摂食・嚥下障害など)
※リハビリテーションを必要とされる方々に、医師の指示のもと介入します

当院リハビリ専門職種の特徴

理学療法(PT)

理学療法は人間が本来持っている「自然回復力」を引き出す治療法です。病気や怪我によって引き起こされる筋力の低下や体力の低下、痛みや関節の障害等に対して、運動や電気・水・温熱等を利用したリハビリを行い、運動機能や動作そのものの改善を図ります。身体機能や運動にとどまらず、「その先にある生活」を想定した目標に向かって支援を行います。

作業療法(OT)

作業療法は「目的のある活動(作業)」を用いる治療法です。病気や怪我、障害によって日常生活に支障をきたした際に、実際の動きの改善や修正、物品などの利用により、具体的な生活動作に密着した支援を行います。また、認知症や行動障害などに対しては評価を行い、効果的な関わり方を支援します。日常生活への復帰・生活動作の獲得を目指し、生活行為の改善を図ります。

言語聴覚療法(ST)

言語聴覚療法はことばや聴こえなどのコミュニケーション機能、食事に関わる摂食・嚥下機能に対して行われる治療法です。ことばや聴こえの障害は、脳卒中による失語症、何らかの要因での発声や発音の問題と様々です。また、摂食・嚥下機能の障害は、病気によるものや加齢によるもの等、高齢の方に現れやすい障害でもあります。生活の質に直結する「意志疎通」や「食事」へのリハビリ介入を行います。

当院リハビリテーションの特徴

当院は地域生活を送る方々の生活期全般のリハビリを担っており、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)が緊密に連携をとり、「実際の生活」を想定したリハビリを提供しています。入院・外来・訪問・通所部門が医師の指示のもとで状況に応じたリハビリを提供し、日常生活を支援します。

入院リハビリの特徴

入院部門では、状態に応じて多職種リハビリチームを構築してリハビリを実施します。
入院早期よりリハビリを行うことで、廃用状態の予防・改善を目指します。また、退院後の生活を早期から想定し、自宅環境への訪問調査、自宅環境への指導、リハビリ指導等を行います。

外来リハビリの特徴

外来部門では、病状・障害像に合わせたリハビリを実施します。
機能的訓練を行うとともに、機器を利用した運動指導や電気・水・温熱を利用した物理療法を状態に応じて提供します。
患者さんの具体的な生活イメージを持ち、日常生活改善につながるリハビリ支援を行います。

訪問リハビリの特徴

訪問部門では、通院・通所でのリハビリが難しい方や実際の生活場面(ご自宅等)で訓練が必要な方に対して、日常生活場面でのリハビリを提供します。
生活環境を考慮した「個別性にそったリハビリ支援」を行います。

通所リハビリの特徴

通所部門では、短時間かつリハビリに特化した通所型リハビリサービスを提供します。個別介入の医療保険リハビリと違い、集団を活用した介護保険リハビリを提供します。通所リハビリ卒業後を見据えてリハビリ目標を設定し、各種連携や指導を進めます。
(通所型サービスでは、介護予防事業として「いきいき体操教室」も実施しています。体操教室のご利用希望に関しては「げんき館」にお問い合わせください)

※リハビリ実施には医師の指示が必要です。
 入院/外来リハビリ(医療保険)をご利用になりたい場合は、主治医にご相談ください。
 訪問/通所リハビリ(介護保険)をご利用になりたい場合は、担当ケアマネージャーにご相談ください。

設備

1階リハビリ室

【1階リハビリ室】

ST訓練室

【ST訓練室】

トレーニングマシン4種

【(リハビリ室設備):トレーニングマシン4種】

エルゴメータ・NUSTEP

【(リハビリ室設備):エルゴメータ・NUSTEP】

電気刺激治療器

【電気刺激治療器】